●3年に1度のワックス剥離が、床の寿命を長くし、張り替えのコストを抑えることができると言っても、なかなかできないのが現状です。その気持ちは正直良く分かります。
手足から出る油脂が大好物なバイキンは、床の汚れの中にいっぱい。床が黒ずんできた。ベタベタしてきた。と感じ始めた時は、ワックスでふたをしてしまわずに、元からしっかり取ることで、床も生活環境も守って衛生的な生活を送ってもらいたいものです。
●子供が生まれる前に、一度ワックスの剥離をして生活環境を整えると言うのもいいかもしれませんね!
●剥離と一言で言っても、床の種類、ワックスの種類、塗り重ねた回数、期間によって施工方法は様々です。ココでは、最も一般的な新築の床材、プロテクトシリーズに、サービスワックスを塗った状態からフロアーコーティングへの塗り替え工事の剥離を紹介致します。
●5メートル画に剥離剤を塗布します。右写真の様に、スコッチで縦横と擦っていきます。ワックスを塗って2ヶ月ほどの為、取れやすいです。
●バキュームでしっかり汚水を吸っていきます。個人的な感想ですが、清掃用品は、海外のものが強くていいですね、きっと海外の方は自分で家のお手入れを本格的にやるからでしょうか?ただ、用途をしっかり守らないと大変なことになります。お客様に相談を受ける時も海外製品が多いのが現状です。
ちなみに、バキュームも海外製がいいですね、目地に残った汚水もしっかり吸ってくれます。水を残すと床を傷めてしまいます。右写真のようにバキュームで吸い上げていきます。
●更に水拭き⇒バキューム⇒もう一度水拭き⇒バキューム⇒空拭きと繰り返します。業界ではリンスなんて言ったりします(笑)
コーティングを施工する場合は、更に溶剤系の薬品で拭きあげして、下地、TOPコートを施工するのが一般的です。
●最後にコーティングを施工して完了です。
(新築のコーティング施工に関しては、剥離代金はかかりません。)
施工面積:71平米 フロアーコーティング ¥106500-
抗菌・防カビ剤 ¥14200-
合計(税込み) ¥126735-
木田